春物をサッと見に行ったところ、薄くて軽い素材や明るい色もずいぶんと増えた印象です。
見ているだけで、なんだか気持ちも明るくなってきますね🌸
そんな店頭を見ながらふと、販売員時代のあるお客様のことを思い出しました。
その方は季節問わずいつも黒をお召しになる方です。
理由を聞いてみたら「とにかく細く見せたい!」とのことでした。
ここで皆さんに質問です。
淡い色は膨張色で、濃い色は引き締まって見える
というのは、ファッションの特別な知識がなくても多くの方がイメージされると思いますが
では、黒を選べば本当に細く見えるのでしょうか。
次の2枚の写真、どちらの方が細く見えますか?
出典:ZOZOTOWN
出典:ニッセン
おそらく、下の細いパンツの方が細く見えるという方が多いのではないでしょうか?
いくら収縮色(細く見える色)であっても、
使う面積が広いと
かえってその広い面積分の黒が目立ってしまいます。
(その上明度の低い色は「重さ」を感じさせるため、かえって幅を強調してしまいます)
そこで、体型を細く見せるためには「錯覚」を使ったテクニックが有効です。
上半身ボリューム×下半身タイト、上半身タイト×下半身ボリュームといったかんじで、
シルエットにコントラストをつけることによって、
対比で細く見せるという方法です。
出典:WEAR
また、気になる部分から離れた場所に存在感のあるアイテムを出すことにより、
気になっている部分から目線を逸らすというのも有効な手段です。
出典:WEAR
これなら、春物に多いパステルカラーなどの膨張色でも
体型を気にすることなく楽しめます!
さて、冒頭でお話したお客様もまさにゆったりシルエットがお好みで、
トップスはいつもドルマンスリーブ+ボトムは必ずガウチョパンツをセレクトされていました。
ところが、
「結局似たような物ばかりになっちゃう…」
「コーディネートがワンパターンになってしまう」
と、いつも黒を選ぶこと自体が別の悩みを引き起こしていました。
「黒が大好き!」
「黒は落ち着く!」
そんな気持ちで選んで満足できていれば何ら問題はないのですが、
「黒を選ぶこと以外に細く見せる方法を知らない」ことで
コーディネートの幅を狭めてしまう
のはもったいないですよね?💦
コンプレックスに対する対処法は、色々あります!
その色々な選択肢を知ることによって
体型のお悩みとマンネリ化してしまうお悩みの
「両方」が叶えられる
そんな状態がベストですよね✨
そして、その対処法は体系診断を始めとする「外見診断」を受けていただくことで
より正確なアドバイスが可能になります。
コンプレックスのせいで、服選びが楽しくなくなった…
そんな方は、名古屋市で活動中のパーソナルスタイリスト
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