「コロナ禍で人と会う機会が減って、ラクな服を選ぶことが増えてきた」
そんな方も多いのではないでしょうか?
「普段からキレイめオフィススタイルだけど、靴は歩きやすさ重視でスニーカーにしてる」
通勤の時間帯に繁華街を歩きながら、
そんなストーリーが見えてきそうな組み合わせの方をわたしもよく目にします☀
とはいうものの、
「忙しい朝、駅まで歩いてると間に合わない…」
「小さな子供がいてヒールなんて履けない!」
よっぽどのファッション好きでもない限り、いつでも見た目を優先できるわけじゃありませんよね。
「本当は可愛い服が好きだけど、移動手段が変わってカジュアルの方がよくなってきた」
「年齢的に、だんだんラクな服の方が多くなってきた」
そんな方も必見◎
今回は、外見と機能性を両立させた「上手なカジュアルダウンの方法」をお伝えしていきます☺️
「カジュアル仲間」いくつか入れてみて
左側は全身コンサバアイテムの中にスニーカーが1点投入されていて、
足元だけが浮いてしまっている状態です。
こんな時におすすめなのが「スニーカー以外にもスポーティーな仲間を入れてあげる」ことです。
右のようにTシャツやキャップなどを入れてあげれば、
上手なカジュアルMIXコーデが作れます。
「アイテムの性格」を数値化してみて
でも「そもそも、足元だけが浮いていることに気づけなかった」
という方もきっといらっしゃいますよね💦
そのような場合は、普段から全身のアイテム1つ1つに対して、
「テイストのレベルをつける」ことを意識してみると良いですよ。
具体的にどういうことをしていくの?
コーディネートを見ながら実際にやってみましょう。
✅スカート
左:レースタイトスカート→お嬢様レベル10点/10点満点
右:レースタイトスカート→お嬢様レベル10点/10点満点
✅トップス
左:丸首ニット&カーディガン→お嬢様レベル10点/10点満点
右:Tシャツ→お嬢様レベル3点/10点満点
✅バッグ
左:ミニショルダー→お嬢様レベル10点/10点満点
右:バケツ型かごバッグ→お嬢様レベル5点/10点満点
✅髪型
左:巻髪ダウンヘア→お嬢様レベル10点/10点満点
右:お団子ヘア&キャップ→お嬢様レベル4点/10点満点
…と見ていくと、左側は「お嬢様レベル40点満点」のところに、
急に「おてんばレベルMAX」なスニーカーが登場してるんですね。
このように、アイテム1つ1つに対して
テイスト(アイテムの性格)の度合いを「10点満点中・何点になるか?」をつけてみる。
この方法は芸術的センスのように定義のない感覚的・曖昧なことよりも、
理論的な事や数字が得意な理系脳の方などにもオススメです◎
「カジュアルすぎないカジュアルアイテム」を選んでみて
②は「スニーカー以外をカジュアルダウンしていた」のに対して、
こちらは「スニーカーをドレスアップする」手段と言えます。
左は紐付きで凹凸のある素材はカジュアル度合いが高いですが、
右は凹凸のないスリッポンになれば装飾もなくなり、
「スニーカーというカテゴリの中でのキレイめアイテム」となります。
手持ちの洋服がキレイめ・フェミニン系といった、
スポーティーやカジュアルから遠いアイテムが多い方にもオススメです◎
いかがでしたか?
今回は「テイストを点数化してみる」といった【考え方】の部分もご紹介してみました。
実はこの方法、バリバリの原宿系上がりで「普通のファッション」が苦手だったわたしが、
スタイリストスクールで学んで目から鱗だった方法です。
原宿系ということで、見た目の印象から
奇抜で個性的・感性や感覚で生きているように見られがちだったわたしが、
実は分析や言語化が好き、
地に足のついた着実な考え方の方がしっくりくるという、自分の内面に気付けたきっかけでもあります。
…なんてちょっと脱線しましたが、
「コロナ禍でカジュアルな物を選ぶことが増えた」
「カジュアルに憧れるけど、自分がやるとな〜んか堅くなる…」
「かわいい物が好きだけど、ラクな格好もしたい!」
今回ご紹介した方法で、少しでもそんな方たちのお力になれれば嬉しいです☺️
「ファッション雑誌を読んでもよく分からない💦」
「感覚で選んでるけど、これで正解なのかな・・・」
そんな方は、ファッションをロジックで学べるとストンとおちるかも◎
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